2025/04/10 15:58
ポケットシーシャは手軽にシーシャ（水タバコ）のような体験を楽しめる製品として、最近若者を中心に人気を集めています。
多くの場合、ニコチンやタールを含まないという特徴から、年齢制限はあるのか気になる方も多いでしょう。
この記事では、ポケットシーシャの年齢制限や未成年の使用に関するリスクについて詳しく解説します。
ポケットシーシャに年齢制限はない
結論から言うと、ポケットシーシャ自体に法律上の年齢制限はありません。
その理由は以下の通りです。
- ポケットシーシャには一般的にニコチンやタールが含まれていない
- 日本の「二十歳未満ノ者ノ喫煙ノ禁止ニ関スル法律」は、ニコチンやタールを含むたばこ製品を対象としている
- ポケットシーシャは法律上、嗜好品という扱いになる
販売店では年齢確認が必要
ドンキホーテなどの小売店やオンラインショップでは、以下の理由から20歳未満へのポケットシーシャの販売を控えています。
- 喫煙に繋がる可能性がある
- 健康面での影響が完全には解明されていない
- 社会的モラルの観点から
ネット通販でも購入時に年齢確認が実施されます。
未成年がポケットシーシャを使用するリスク
この類似性から、ポケットシーシャの使用がたばこに興味を持たせ、将来的な喫煙につながる可能性があります。
これは未成年の健康保護の観点から懸念されています。
ポケットシーシャにはプロピレングリコールやグリセリンといった成分が使用されています。
これらは食品添加物としても使われていますが、加熱して肺に直接吸入した場合の長期的な健康影響については、まだ十分な研究が行われていません。
また、低品質の製品には有害物質が含まれている可能性もあります。
未成年は成長過程にあり、健康を守ることが特に重要な時期です。
3.周囲からは喫煙しているように見える
ポケットシーシャを吸っている姿は、外見上は通常のたばこを吸っているようにしか見えません。
そのため、警察に補導される可能性やほかの未成年に悪影響を与える可能性、学校で問題になる可能性などがあります。
社会的な観点からも、喫煙と誤解されかねないポケットシーシャは未成年者には適していないと考えられています。
ポケットシーシャとシーシャ（水タバコ）の違い
- たばこ葉を使用した「たばこ製品」である
- 満20歳未満の使用は法律で禁止されている
- シーシャを提供する店舗は「喫煙目的店」として、入店時に年齢確認が必要
- ノンニコチンのシーシャであっても、シーシャパイプ自体がたばこ製品とされるため、20歳未満は使用できない
- たばこ葉を使用せず、水蒸気を楽しむ製品
- 法律上は年齢制限がない（ただし販売店は自主規制を行っている）
- 手軽に使用でき、持ち運びが容易
成人年齢の引き下げと喫煙年齢
2022年4月1日より、日本の成人年齢は20歳から18歳に引き下げられましたが、喫煙や飲酒の年齢制限は引き続き20歳となっています。
ポケットシーシャについても、販売店は20歳未満への販売を自粛しており、この姿勢は今後も変わらないと考えられています。
未成年のポケットシーシャの使用は法律での制限はありませんが、大人になってから楽しむようにしましょう。
おすすめのポケットシーシャ
pocket shisha - 1吸引約4.4円とコスパが高く、別売りキットも必要ないので初心者におすすめ！
CHILLERS（チラーズ） - シーシャバーと共同開発した本格的なフレーバーが特徴で、1本で約2,000回（タバコ約10箱分）吸引可能
VPLUS - 甘い味わいが楽しめる持ち運びタイプのシーシャで、使い捨てタイプでメンテナンス不要
KWI Pen - コットン素材のフィルターチップを使用し、紙巻きタバコに近い感覚を味わえる
SLASH（スラッシュ） - 濃厚な味わいや香りが楽しめ、全10種類の個性豊かなフレーバーから選べる
Vapengin（ベイプエンジン） - 約5,500回や7,500回の吸引が可能な大容量タイプ
まとめ
ポケットシーシャは法律上の年齢制限はありませんが、販売店では自主的に20歳未満への販売を控えています。
その理由は、未成年のたばこ製品への興味喚起、健康面での懸念、社会的モラルなどが挙げられます。
未成年の方は、たとえ法律上は違反にならないとしても、ポケットシーシャを使用することはおすすめできません。
健康面や社会的な観点からも、20歳になってからの楽しみにしておくべきでしょう。
20歳以上の方は、自分の好みに合ったフレーバーやタイプのポケットシーシャを選んで、責任を持って楽しむことができます。
ポケットシーシャに関する規制や考え方は今後変わる可能性もありますので、最新の情報に注意しながら利用することをおすすめします。
